2021年6月、三鷹のSCOOLでスペースノットブランク『ささやかなさ』を鑑賞した。
戯曲は『山山』で知られる松原俊太郎氏の作で1人の女性に同時に恋をしてしまった2人の男性と、恋愛の対象である女性のことを描いた作品だった。
入場時にもらえるパンフレットの俳優クレジットの前に(Vo)、(Key)、(Dr)などの表記が書かれている通り、舞台となるスペースにはマイクやドラム、ベース、電子ピアノなどのバンドセットが組まれている。
マイクと電子ピアノ以外は私の記憶では配線はされていないのだが、マイクやドラムはセリフを強化するために、電子ピアノはBGMを奏でるために活用されていて俳優はセリフを発しているのに一瞬音楽ライブを観ているのではないかと錯覚する瞬間があった。
そして個人的に気になったのが俳優がセリフを発するときにわずかにかかとを上げるなどわざと身体に負荷をかけるような動きをしていたことだ。
暗転のときに聞こえてくる荒い呼吸、それが脳裏に焼き付いて忘れられない。
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